ご覧いただきありがとうございます。
当サイトに「夜勤って本当に体調不良になってしまうの?」とお悩みでご覧いただいている事と思います。
「夜勤になると体調不良になってしまう」「夜勤だと頭がぼーっとする」などありませんか?
実は筆者自身も約5年間、製造業で夜勤の経験があります。
そこで今回は夜勤による体調不良を実体験を基にご紹介していきます。
- 現在、夜勤で働いている方
- これから夜勤で働くことになった方
- 夜勤が続いて辞めたいと考えている方
こういった方に是非ご覧いただければ嬉しく思います。
先に結論をお伝えしますと、夜勤は体調不良になってしまうケースが多いのでできる事ならやめた方が良いです。
夜勤での働き方パターン
夜勤といっても働き方にはいくつかのパターンがあります。
主な夜勤としては、製造業や医療関係が多くあり男女関係なく働いています。
夜勤の働き方パターンは月に決まったシフトに合わせて、4日働いて2日休む方法や1週間ごとに日勤と夜勤を繰り返す方法など様々なパターンがあり企業や業種によって異なります。
- 3日や4日働いて休日になる不定期パターン
- 1週間ごとに日勤と夜勤が入れ替わる定期パターン
例えば夜10時から朝8時まで働く事で夜勤手当などももらえて収入は増えます。
不定期パターンの場合は連勤することでまとまった休日を取ることができるメリットがあり、定期パターンの場合は1週間ごとに切り替わるので体が順応しやすいメリットがあります。
その他には夜7時から翌日10時など拘束時間が長い仕事、例えばトラック運転手などがあります。
いづれにしても日勤に比べると体力は消耗しやすいでしょう。
ちなみに私は日勤・夜勤の1週間交代で5年間、働いていました。
夜勤すると体調不良になる?
本当に日勤に比べると夜勤は体調不良になりやすいのでしょうか?
はい、夜勤は体調不良になります。
これは身をもって感じました。ここでは私自身が体験した夜勤による体調不良をご紹介していきます。
疲れやすくなる
夜勤はみんなが就寝する頃に働き始める夜行性です。
夜勤者は昼間に就寝していますが、周囲の騒音などによって落ち着いて寝る事ができません。さらに、子どもがいるご家庭での熟睡は難しいことでしょう。
そんな昼夜逆転した状態で夕方から夜に起床して深夜から働き始めると何時間も寝たとしても思考が鈍ってしまいがちです。
そういった働き方を続けると非常に疲れやすくなり、休日ではお出かけよりも「寝たい」という気持ちが増えてきます。
運動不足になる
夜勤で疲れて動きたくない!という気持ちになります。
それが続くようになると運動不足になりがちになってきます。
「夜勤明けに運動すればいい」と考えられますが、体力消耗した状態で運動するのは基礎体力が相当ある方でないと大変です。
ちなみに私はこの当時、5キロほど太ってしまいました。
栄養バランスが偏る
夜勤が始まると家族と一緒の食事が少なくなっていき、コンビニやファーストフード、ファミレスなど好きなものを買うようになります。
好きなものを食べることで心は満たされますが、栄養バランスはかなり偏ってきます。
自炊という方法もありますが、夜勤明けで体力消耗している状態で料理することは私はありませんでした。
肌荒れが起こる
好きな食べ物で偏った食生活を送っていると栄養バランスが崩れてしまい、体に異変が出てきます。
夜勤を始めたころは気になりませんでしたが、数か月経過すると吹き出物が出てくるようになってきて、栄養ドリンクで補ってみましたが効果はありませんでした。
そして顔全体が肌荒れしやすくなっていきました。
夜勤は日勤よりも給与面で待遇になってますが、肌荒れを直すために栄養ドリンクや病院で治療となったらあまり意味がありませんね。
特に最近では新型コロナによってマスクが必須ですので、日勤よりも夜勤の方がより肌荒れしやすいかもしれません。
薄毛になる
夜勤を続けていると自分でも気づかないうちにストレスを抱えてしまいます。
それを続けると体調の変化の一部として薄毛に悩まされてしまうことも・・・。実際に私も薄毛に悩んでいました。
洗髪するたびに落ちていく髪の毛。
仕事でのストレスだけでなく、薄毛になっていく髪の毛を見るだけでもストレスとなっていきました。
夜勤を続けて5年後には頭皮が髪の隙間から見えてしまうほどになってしまったのです。
ちなみに夜勤を卒業して頭皮マッサージをしたところ薄毛が復活したので、いろんなメカニズムがあると思いますが夜勤によるストレスで薄毛になってしまったのだと考えています。
交通事故を起こしてしまう可能性
これは私と一緒に働いていた同僚の事ですが、夜勤明けで車で帰っている途中に眠気が襲って道路脇の住宅に衝突してしまう交通事故を起こしてしまったのです。
幸いにも誰も怪我はなく無事でしたが、もし誰かを傷つけてしまうことになってしまったら・・・。
夜勤明けでは自分では平気そうでも体力は消耗されて疲れています。
思考も鈍感になってしまい、体も反応が遅れてしまいがちです。
精神的な病気になることも…
夜勤が続くと体力の限界が近づいていき、鬱状態になってしまうこともあります。
当時、私と一緒に働いていた夜勤の従業員も1人だけでなく、複数名が鬱状態になってしまい退職、5年間で合計10名となっていきました。
鬱状態になってしまうと回復するまで治療に専念することになり、いつ回復するかも分かりませんのですぐに働く事は難しいです。
今では日勤者に比べて夜勤する方は健康診断を多くするように決まっています。それだけ夜勤する人は様々な病気になってしまうリスクがあるという事です。
夜勤で働いている方、これから夜勤する方へ
私は夜勤を全否定する訳ではありません。夜勤している方がいないと企業や経済の動きが鈍化していきます。
夜勤をしなければ生活ができない方もいらっしゃることと思いますが、できる事なら夜勤より日勤をオススメします。
20代や30代でしたら体力もあるので夜勤して稼ぐという考えもありますが、定年まで夜勤を続けるのは大変です。
お金も大切ですが、それよりも体を大切にしてみませんか?
体が健康ならいろんなことに挑戦していくことができます。
退職したいけどやめられない…
「夜勤は体調不良になってしまうことは分かったけど上司が辞めさせてくれない」
仕事は1日の約8時間で2/3になり、大きな割合です。1年で計算すると約4ヶ月分が労働時間にもなります。
- 嫌だけど仕事を続けている
- 夜勤から日勤へ希望しても実現しない
そんなときには思い切って退職も視野に入れてみませんか?
なかなか仕事が辞められない人の多くは転職先が無かったらどうしようと保守的に考えている傾向です。
私の友人は5年間ほど「辞めたい気持ちはあるけど、自分の仕事が他にできる人がいなくて辞められない」と悩んでいましたが、結果退職しました。そして今では前職より楽しく仕事をしています。
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他にできる仕事を見つけて転職することで人生が大きく変わるのです。
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新しい扉を開いてみましょう。