「退職代行を使って退職するのはずるい」「退職代行を使うと卑怯に思われてしまわないだろうか」と、お考えではありませんか?
最近、退職代行のサービスを利用する人が増えてきています。退職代行とは、自分の代わりに退職までの手続きを代行してくれるので、退職しにくい職場環境でも退社することができるサービスです。
しかし、退職代行を使うにあたって
退職代行を使って退職するのは、ずるい方法って思われそう
という人も少なくないのではないでしょうか。
そこで本記事では、
- 退職代行はずるいのか?
- 退職代行はなぜ使う人が増えている?
についてご紹介していきます。
これから退職代行を使って退職を考えている人は、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
退職代行はずるいのか?
結論からいうと、退職代行は決してずるい方法ではありません。
ずるいと考えてる人は、このような考えではありませんか?
- 一度会社に退職の申入れしたが、受け取ってもらえなかった
- 退職の流れについて上司と相談したけど、根幹が切り出せない
何かしらの行動をしたけど、失敗してしまったや踏みとどまっている方がほとんどだと思います。
しかし、このまま何も行動せずに今の会社に勤め続けると、さらに思い悩むようになってしまい、体調悪化や精神疾患にかかってしまう可能性だって考えられるのです。
体調悪化となっても会社は介護してくれることはありません。自分自身の体調管理は自分で管理しなければいけないのです。
それなのに「退職代行はずるい方法かも?」と考えてしまって、サービスを利用せずに今の会社から退職しない方がずるいのではないでしょうか。
どんな人が退職する場合でも働いている側にとっては負担となります。しかし、それを考えて踏みとどまってしまうよりも、将来を考えた時を考えると答えが出てくると思います。
退職代行をなぜ使う人が増えている?
退職代行は2018年ごろからテレビにも取り上げられたこともあって、業者数とともに利用者も増えています。
しかし、なぜこんなにも利用者が増えているのでしょうか。
それには退職代行を使う人のイメージが関係してきます。みなさんはどのようにお持ちでしょうか。
- 退職代行を使うなんてありえない
- 退職代行よりも本人から伝えるべき
このような思いがあるのではないでしょうか。そして退職代行を使うのはゆとり世代が多いんじゃないかと思っている方も少なくありません。
しかし、とある退職代行サービスによると、実は30代や40代の男性が多く利用しているそうです。この年齢層が利用しているのに理由があります。
- 役職を任されたが、長時間労働で体力の限界
- 上司からのパワハラやセクハラに耐えられない
- 過度のストレスによって精神疾患になり、出社できない
退職代行へ依頼する理由としては、「ただ辞めたい」「自分で言うのがめんどくさい」ということではなく、会社で役職を任されたことにより精神的な部分が要因となって代行を利用している人が多いのです。
退職はしたいけど、なかなか言えないし、無断退職なんて責任感無い事もできない。体調不良にもなってきたしどうしよう・・。
こんなお悩みの方が退職代行を利用していることがあるので、正義の味方ではないでしょうか。
退職代行は使うべき
「一度は会社に退職の意思を伝えたが、なかなか辞める事ができない」という場合は退職代行を使うべきです。
なかなか退職することができない場合、ずるずるとしてしまい気が付いたら1年経ってしまっていたケースもあります。そうなってしまうとその1年は無駄に終わってしまいます。
退職を本気でしたいのなら、うやむやにするのではなく今の会社から離れ、次へのステップに1日でも早く切替なくてはいけません。
- 次の職場がすでに見つかっている
- 脱サラして起業を考えている
人生は限られていて、あっという間です。
退職代行を使うのはずるい!って思いがちですが、先ほどもご案内しましたが「退職を申入れるのは、また今度にしよう」とあいまいにして、現実から逃げる方がずるいのです。
そういう事から、退職代行を使って気持ちよく辞める事が次への新たな一歩になります。
退職代行はずるくない!
ここまで退職代行はずるいのか?、についてご紹介してきました。
まとめますと以下になります。
- 退職代行は決してずるくない
- 今の仕事に居続けることの方がずるい
退職代行は人員不足やブラック企業から脱却できる正義の味方です。
辞められない仕事は、サービスを利用して次ステップに1日でも早く進んで楽しい人生を送りましょう。