新卒で入社したけど辞めたい・・・
学生時代に多くの会社との面接をおこない、夢にまでみた新社会人。
しかし、夢と現実は異なり、ショックなことを感じてしまう人もいるのではないでしょうか。
- サービス残業が多く、手当がない
- 上司から厳しい指導でストレスを感じている
- 膨大な仕事量になってて終わらない
そこで今回は、新卒で仕事を辞めたいと考えている人へ、ブラック企業経験や複数の転職経験がある筆者がご紹介していきます。
新卒で仕事を辞めたくなるケース
新卒でも辞めたくなる事はあるものです。
それは慣れない職場だからという理由だけでなく、人間関係などによって向き不向きとなってしまうことも。
そこで新卒で辞めたくなるケースをご紹介します。
サービス残業が多く、手当がもらえない
タイムカードを押した後になって、上司から依頼があり業務をしても手当がもらえないことがあります。昼休み中でも依頼があり、休む暇がなく仕事をしているケースも。
夢にまでみた憧れの仕事だったとしても、業務多忙になってしまうとストレスは感じてしまいます。
上司からの指導が厳しく、ストレス
上司からの熱い指導と思って受けるようにしていたけど、上司がラクするために指導されていたというケースがあります。
理不尽な良い方されてしまうと、辞めたくなってきます。
頼まれる仕事量が多くて減らない
帰社する直前になって、資料作成の依頼などで残業することに。
上司は新卒の業務量を把握しているはずなのに、どんどん依頼してきて仕事量が減らずに休日出勤することに。
新卒で入社してすぐにこんな業務体系だと、潰れてしまうのも時間の問題になっていきます。
新卒で仕事を辞めたいのは甘えか?
よく働き始めると「石の上にも三年」といわれ、最低でも3年は働かないと一人前とはいわれない風潮がありました。
実際に私も上司から教えられて三年以上働いた経験があります。
当時は、我慢は大切!と洗脳のように教え込まれて働いていたのかもしれません。しかし、そんな会社から離れた今、思い返してみると『三年我慢して働いても何もメリットが無い』ということです。
「石の上にも三年」は従業員が離職されないようにするための魔法の言葉で、三年働かなくても一人前になれる人はいます。
もし、働いてみて「この仕事は自分に合わない!」と感じたのなら、早めに辞めることをオススメします。
人生は無限ではありません。限られた人生なので、三年我慢するよりも転職して楽しい人生を送った方が絶対幸せになれるでしょう。
上司や同僚の中に「新卒で辞めるのは甘えだ」という考えの人もいるとは思います。しかし、周囲を気にして働くよりも自分にとってやりがいのある仕事かどうか、こういう部分を大切に考えて転職することをオススメします。
決して新卒で辞めたいのは甘えではありません。
新卒でも早く辞めた方がいい場合
新卒だからといって我慢して働くことはありません。
慣れない職場や合わない上司との会話・・・。日々ストレスが溜まっていきます。
特にハラスメント上司がいる会社ですと、多くのストレスを感じてしまい、うつ病などの精神疾患となる場合があります。
そうなってからでは判断能力ができなくなるため、非常に危険。
- 最近、ボーとしてしまう
- 突然に涙が出てしまう
- 食欲がなくなってしまった
- 朝、起きれない
もし、このような行動があるようでしたら休む、または退職も視野に考えるようにしましょう。
入社して数日で退職はオススメしませんが、数か月経過しても体調改善されないようなら早く辞めた方が良い場合があります。
新卒で仕事を辞めた体験談
新卒で仕事を辞める事ができたケースをご紹介します。
10代で製造業勤務の場合
高校卒業後、特に希望も無かったので近くにある製造工場に就職しました。
中小企業の製造業という事もあるかもしれませんが、元ヤンみたいな人も多く、徐々にイジメられるようになっていきました。
高卒という学歴のため、転職先も無いと思って我慢して働いていましたが限界・・・。
勇気を出して退職することにしました。
退職して3ヶ月ほどで新しい職場が見つかりましたが、人間関係も非常によく、毎日楽しみながら働いています。
20代で会社勤務の場合
大学卒業して憧れだった会社に働き始めました。
初めは優しい指導で自分も頑張らないとという気持ちで仕事をしていましたが、一つのミスによって周囲から厳しい目に変わっていきました。
私のミスが原因だったのですが、優しい指導には戻ることはなく、パワハラ上司となっていき、関係性は悪化、精神的にも苦痛となってしまったため自己都合で退職することになりました。
それから転職しましたが、今の職場は環境が非常に良いです。
新卒で入社すると他の会社と比較することができないため、どうしても我慢して働き続けてしまいがちですが、辞めて正解でした。
新卒で辞めたいけど辞められない場合
新卒で辞めたくても辞められない場合があります。
例えば、
- 上司や同僚に相談したけど、話を流されてしまった
- 上司に辞表を提出したら返却されたり破られた
- 上司から説得されて辞める事ができなかった
こういう場合、日々のストレスは溜まっていき、自分だけで解決することは不可能になっていきます。
そんな悩みを解決できる方法として退職代行サービスがあります。
退職代行とは、あなたの代わりになって退職の意思を会社へ代行して伝えてくれるサービスです。
一般的な方法は、当人と会社とで直接やり取りして退職となりますが、第三者となる退職代行サービスを経由して会社に伝えるため、会社側も承諾されやすくなります。
数年前から話題となっていて、テレビでも取り上げられたこともあるほど、認知されてきているサービスです。
もちろん、新卒でも退職代行サービスに相談すると即日退社することが可能です。
有給休暇が10日以上あって退職前に消化することができれば、翌日から休暇、そして退職することも可能です。
最近では、労働組合や弁護士が運営している退職代行サービスが人気となっていて、相談するのも安心しておこなえます。